個人のピラティススタジオの経営は二極化しやすい傾向にあります。
一つは人気が出来すぎて予約受付を停止するパターン。
もう一つは大手ピラティススタジオの情報の中に埋もれてしまうパターン。
運良く前者のようになれれば良いのですが、残念ながら個人のピラティススタジオは経営が上手くいかないケースが多いです。
しかしサロンマーケティングのプロからすると、個人ピラティススタジオの多くは基本的にやるべきマーケティングを行っていないことが多すぎます。
その結果、集客や経営が上手くいかないのです。
そこで今回は個人のピラティススタジオが「これを行えば、十中八九経営が安定する」という集客方法と戦略について解説を致します。
今経営が上手くいっていないピラティススタジオのオーナーさんや、これから個人でピラティススタジオを開業しようと考えている方にとっては必ず役に立つ情報ですので、ぜひこの先をお読みください。
この記事でわかること
ピラティススタジオが宣伝集客で知っておくべきことがわかる
どんなマーケティング戦略が有効かわかる
導入すべ集客法とその運用法がわかる
宣伝の方向性

まずは宣伝集客の戦略として、「方向性」についてを考えてみましょう。ピラティススタジオはどんな人に向けて宣伝をするのが良いでしょうか?
ピラティスを探している人向け
1つ目の方向性は「ピラティススタジオを探している人」に向けた宣伝です。
この場合は当然他のスタジオと自分もスタジオがどのように違うかをアピールして、自スタジオに魅力を感じていただく必要があります。
ピラティスを探していない人向け
2つ目の方向性は「ピラティススタジオを探していない人」に向けた宣伝です。
スタジオを探していない人に宣伝をしても効果がないと思われるかもしれませんが、そうではありません。
そういう人は、ただ自分の悩みの解消にピラティスが役立つことを知らないだけで、悩み解消とピラティスを関連付けて宣伝をすれば、集客につながるのです。
例えば腰痛で悩んでいる人が、整形外科以外に解消方法を知らなかったとします。
この人に「実はピラティスではこんなことが出来るから腰痛を解消できるんだよ」と伝えれば、整形外科だけでなくピラティスも選択肢に入るようになります。
このようにお客様の悩みに着目して「ピラティスを選択肢に入れてもらう」ようにするのが、ピラティススタジオを探していない人」に向けた宣伝の方向性となります。
それぞれの方向性を意識しながら、宣伝集客法を使い分けたり、伝えるべきことを変えていくことがピラティススタジオの宣伝戦略となります。
スタジオの差別化

宣伝においては、自分のピラティススタジオと他のスタジオや競合と差別化をする必要があります。
個人ピラティススタジオが差別化すべき対象は3つあります。
①大手スタジオ
大手のピラティススタジオとの違いを明確にする必要があるでしょう。
大手スタジオの場合、生徒さんを一度に多くレッスンすることが多いため、料金が手ごろなために利用するハードルが低いです。
一方個人スタジオはマンツーマン指導がメインとなるため、料金もそれなりになります。
この料金の差に価値があることを伝えることで、大手スタジオとの差別化を図る必要があります。
②個人スタジオ
あなたのスタジオと同じような個人スタジオも競合になります。
料金部分に関してはそれほど差はないでしょう。なので「レッスンの中身」や「実績」などで差別化を図っていくのが良いでしょう。
一度一人で「なぜ他のスタジオではなく自分のスタジオに来てもらうのが良いのか」を書き出せるだけ書き出してみて、その中で魅力を感じる項目をスタジオの特徴として宣伝をしていきます。
③その他の競合
その他の競合は、主に整形外科・治療院・パーソナルトレーニングスタジオです。
ピラティススタジオを探していない人に向けては「悩み解消」という部分にポイントがあるとお話しました。
腰痛解消の場合は、整形外科や治療院が競合になります。
筋力や運動の悩みの場合は、パーソナルトレーニングが競合となります。
このようにお客様の悩みを想定し、「その悩みをなぜピラティスで解消できるのか」「競合と比べて自分のピラティススタジオを選ぶべき理由は何なのか」を掘り下げることが必須となります。
ピラティススタジオにお勧めの集客法

個人ピラティススタジオが考えるべき宣伝の方向性と差別化について詳しく説明してきました。
これらをどんな集客法に反映させていくのが有効なのかを詳しくご紹介します。
ホームページ

個人ピラティススタジオは必ずホームページを作成しましょう。それぐらい集客に重要です。
個人スタジオでホームページを持っているところはそれほど多くありません。作成するための金額のせいで「ホームページを持つことがリスク」であると考えているからです。
理想を言えばきちんとした業者に作成してもらうのが良いのですが、制作業者に依頼することに抵抗を感じるのであれば、まずは「無料の自作ホームページ」で良いので、作成だけはしておきましょう。

ホームページで大手スタジオに勝てる
個人ピラティススタジオがホームページを持つべき理由は2つあります。
1つ目は「大手スタジオのホームページにも勝てるという」ことです。
「地域名+ピラティス(スタジオ)」などのキーワードで検索をした時に、だいたいが大手スタジオのホームページが上位に表示されています。
なので「個人スタジオがHPを持っていても勝てない」と思ってしまいがちなのですが、それは間違いです。
大手スタジオホームページであっても、実はそれほどきちんとSEO対策(検索上位表示対策)がされていないことが多く、個人スタジオのホームページでもしっかり対策を行えば、大手ホームページよりも上位に表示されるのです。
きちんと対策すれば、大手スタジオに勝つことが出来ます。

コンテンツを多く掲載できる
2つ目は「ホームぺージには掲載できる情報に制限がない」ということがあります。
どんなに文字数が多くても、どんなに画像が多くても掲載することが出来るので、スタジオの魅力を伝えることが出来ます。
最も重要なことは、宣伝の方向性ごとにページを増やすことが出来る点です。
例えばホームページのトップページでは、スタジオのとしての特徴や強みを掲載します。これは大手スタジオや競合する個人サロンとの違いを説明することが出来ます。
一方でお悩み別ページを多数作成して、そこで整形外科や治療院・パーソナルトレーニングなどの違いも説明することが出来ます。
ホームページにはコンテンツを多く掲載できることで、ピラティススタジオを探している人にも探していない人にも適切な情報を届けることが出来、それが幅広い集客につながります。
ホームページ制作料金がネックなら
ホームページ制作をしたいが料金部分がネックであるとか、自分で作成するのはハードルが高過ぎる場合は、自治体の助成金・補助金を利用して作成することは一つの方法です。

サロンコンサルティングbasisでも、安価で集客力の高いブログ型ホームページ制作を行っています。
ご興味があればお気軽にお問い合わせください。

Googleビジネスプロフィール

ピラティススタジオは大手であれ個人であれ、まだGoogleビジネスプロフィールを上手く活用していません。
なので今からあなたのスタジオがGoogleビジネスプロフィールを利用し始めても、地域ナンバーワンになることは可能ですし、集客効果も期待できます。
どのように利用すれば集客につながるのかは、下記記事をご覧ください。

Googleビジネスプロフィールを活用してどれくらい集客できるかですが、上手く活用すれば毎月5人~10人の集客・問い合わせぐらいまでは期待できます。
Googleビジネスプロフィールはそれ単独の集客だけでなく、ホームページの集客力も高めるので強くお勧めします。
SNS+動画

ピラティスは体を動かすサービスです。サービスを動画に撮影してSNSで拡散してフォロワーを増やしていくことも集客にはそれなりに有効です。
この集客方法はSNSのフォロワー数が多くないと効果が出ないので、フォロワー数が増えるまで地道に更新をし続ける必要があります。
「自宅で出来る!1分で肩こりスッキリストレッチ」とか「ツライ腰痛が解消!たった3分で出来る腰痛体操」みたいな感じで、ピラティスの一部を紹介した動画を作成してSNSで発表すると、バズりやすくなるでしょう。
チラシ集客
実はピラティススタジオにとって、チラシは現在でも有効な集客法です。
ホームページなどのインターネットの集客は「自分で情報を探せる人」に向けです。ある程度情報収集のリテラシーの高い人にスタジオの情報を届けることが出来ます。
しかし世の中には情報収集が苦手な人も多くいます。インターネットで情報を収集することが上手く出来ない人もいます。
そういう人にも届くのがチラシです。
チラシというのはアウトバウンド型の集客で、スタジオ側から顧客やターゲットに対しアプローチを行っていくものです。あなたのスタジオを知らない人の元にチラシを届けることが出来ます。
インターネットはインバウンド型と呼ばれていて、顧客やターゲット側からスタジオの方にアプローチするように促す方法です。
個人のピラティススタジオの新規集客には、そもそもピラティスというものを知らない人にも情報を届けることが重要です。
チラシではそれが可能なので、定期的にチラシを地域に撒くことをお勧めします。集客が高水準で安定することは間違いないですし、ホームページからの集客力アップにもつながります。
ピラティススタジオの集客法の優先順位

ピラティスの集客に有効な集客法をご紹介してきました。全部を利用するのがベストではありますが、時間やお金の関係ですべてを活用することは現実的ではありません。
そこでbasisが集客サポートを行ってきた経験から考える、新規集客法の優先順位についてご紹介します。
必須:ホームページ、グーグルマイビジネス
優先順位中位:チラシ
優先順位低:SNS+動画
ピラティススタジオのホームページやグーグルマイビジネスの利用は、優先順位が高いというより「導入必須」レベルです。必ず利用して欲しい方法です。
それが出来た後、宣伝費用に余裕があればチラシを撒いてみることをおススメします。
SNS+動画は、それなりに集客できるようになると毎日のレッスンで忙しくなり、運用する余裕がなくなってきます。
なので「余力があれば」活用してみてはいかがでしょうか。
これはあくまでbasisが考える優先順位で、SNS+動画に注力して集客をしているスタジオもあります。
あなたにあった集客の組み合わせを見つけていきましょう。
まとめ

ピラティススタジオの集客方法・戦略ついて解説してきました。
個人のピラティススタジオの宣伝戦略として、まずは「どんな人にどんな情報を伝えるか」を決めることが重要になります。
また競合に対して自分のスタジオにはどんな特徴・どんな強みがあるのかを明確化することも必要です。
この2つを新規集客に落とし込んでいけば、個人のピラティススタジオでも集客で大手スタジオに勝つことが出来ますし、地域ナンバーワンにもなれます。
basisの経験上、個人のピラティススタジオはトリッキーな集客よりも基本に忠実な集客の方が効果が高いです。
この記事を参考にして、ぜひ確実に集客を行い、スタジオの安定的な経営につなげてみてください。
投稿者プロフィール

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個人サロン・自宅サロンの集客・マーケティングを請け負うサロン集客コンサルタント。
2012年にWEBマーケティング会社から独立し「店舗集客集団WAO」を立ち上げる。
現在はサロンの集客に特化した「サロンコンサルティングbasis」も同時に運営中。
「丁寧で的確なヒアリング」「専門用語に頼らない誰にでも分かる解説」「誠実で安定した集客サポート」を理念に、コンサルティングサービスを開始。
常時抱えるクライアントは100を超えており、特に1人で経営する店舗やサロンのサポートを得意とする。





